NPO法人ノワイヨノットハーバルアーツ 代表理事 岩佐ゆみさん
緑と人々を失った場所に手づくりでハーブの庭をつくっています。
設立の背景としては、代表の岩佐ゆみさんご自身も津波被害を受けられ、その後すぐに団体を設立。ハーブの専門家によるハーブの普及活動やハーブによる支援活動を行う。そして2018年にNPO法人化し、はじめに着手したのが被災地ハーブガーデンプロジェクトです。
東日本大震災の際の津波の被害に遭った山元町沿岸部での「ロスマリヌスの庭」という名前のハーブガーデンづくり。
東日本大震災後、災害危険区域に指定され住むことができなくなった沿岸部地域で更地から、遠方より訪れる方と地域の方が集えるコミュニティーガーデンをつくる活動を現在進行形で行われています。
ハーブを一緒に育て、香ったり、眺めたり、集うことができる「癒しの場」を目指して。
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被災地ハーブガーデン『ロスマリヌスの庭』鎮魂と祈りの会
2022年3月11日(金)は13:30より、ロスマリヌスの庭にて、鎮魂と祈りのお話会が行われます。
心のケア、および日々のストレスケアについて興味のある方、その日を被災地で祈りたいとお考えの方は是非ご参加を。
詳しくは @noyau.knot さんのインスタグラムをご確認ください。
ロスマリヌスの庭の名は、ローズマリーの学名。
海のしずくを意味するローズマリーには「記憶」「私を忘れないで」というメッセージがあります。
【今日のうみそらひとりごと】
1月、山元町の「ロスマリヌスの庭」を訪問した日は、とても風が強く寒い日でした。
そのような中でも、力強く存在していた深い緑のローズマリー。
そして、とても穏やかにそして愛情深くそれぞれのハーブについてご案内くださった代表理事のゆみさんが印象的でした。
ハーブの生命力に元気をもらい、香りに癒された私は「悲しみを喜びに変える場所に」というガーデンづくりに関わる皆さまの想いを強く感じることができました。
季節ごとにその時々のハーブを楽しめる場所。
今度は春のハーブに癒されに、また伺いたいと思います。
淹れていただいたハーブティーもすごく美味しくいただきました。
ありがとうございました。
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