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樹木葬見学紀行 -2021.12-



朝早くに仙台を出発、まずは一関の知勝院へ。

到着後、雪が積もる中、境内をご案内いただきました。


知勝院の樹木葬

里山保全を目的として、1999年、日本で初めて樹木葬を始めた知勝院さん。

手つかずだった里山を樹木葬墓地として整備することで、生態系豊かなその姿を取り戻し、自然の恵みを次の世代へ遺す自然再生事業にも努めていらっしゃいます。

(この里山保全の部分は都市型によく見られる樹木葬の形式と異なりますね。)


花木は10種類程の中から選ぶことができるとのこと。

また、埋葬場所のお隣同士で墓友(ハカトモ)という新たなお友達関係がご遺族間に生まれるのも魅力のひとつです。


知勝院さんのHP



続いて、宮城県は大和町の禪興寺 七ツ森樹木葬へ。

四季折々の自然が豊かな七ツ森。より自然に近いかたちの樹木葬である「ドイツ方式」としては日本で唯一とのこと。写真を拝見しながらご住職にお話しを伺いました。


七ツ森樹木葬

「自然に還る、大地に眠る、七つの森の風になって」がコンセプト。

1,500坪の墓域で既に生育している樹木の中から好きな木を選び、根元に直接埋葬することができます。(ここがドイツ方式と称されるポイントですね。新たにシンボルツリーを植えるのではなく、現存のツリーをシンボルとするスタイル。)


四季折々の自然の移り変わりを楽しみに頻繁に訪れるご遺族も多いとのこと。自然の中で故人との心の会話を交わしたり、木の下でピクニックをしながら過ごせたりとお参りの滞在時間を長くもてるのも特徴のひとつ。


現在、新たに整備に取り組まれ、福島県三春の桜も移植されてきました。今回は積雪のため、見学することができませんでしたが、春の雪解けを待って、もう一度、訪れてみたいと思います。

禪興寺さんのHP




仙台に戻った頃には辺りはすっかり暗くなっているほどの長旅でしたが、充実の1日となりました。


このように樹木葬には実は様々なタイプがあります。

「それぞれの埋葬形式の違いを詳しく知りたい」

「自分にはどういう形式が合っているのか気軽に相談したい」など

気になる方はお気軽に「うみとそら」までご相談ください。

お客様の状況や考え方や感覚をお聴きして、その方に合った供養の方法をご提案する樹木葬診断も無料で行っております。


もちろん、可能な方は是非実際に色々な樹木葬墓地を訪れてみることをおすすめします!


最後までお読みいただきありがとうございました 合掌




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