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悲しい時も、楽しい時も、お参りできるお寺。清凉院(気仙沼)

曹洞宗 平磯山 清凉院(気仙沼) 三浦賢道さん 三浦正道さん


450年以上もの長い歴史があり、高台から三陸の海を見守る清凉院。2011年の東日本大震災の際には、本堂を中心とした境内地を多くの被災者に避難所として解放。ボランティア団体には活動拠点として提供し、様々な支援を行いました。

その後、地域の子どもたちのためにN P O法人浜わらすの設立に深く関わり、現在もなお、その活動を支えています。


このように、清凉院では、お寺の本来の在り方として、日常から社会との関わりをとても大切にされています。



清凉院の樹木葬

お墓を守り続けることが難しい時代となりつつあるなかで、どのような選択肢にも応えられるようにとの想いから、2018年には新たな取り組みとして、「海の見える樹木葬」を始めました。

里山保全も目的としているため、境内の杉林を活かし、自然により近いかたちで土に還ることができます。


海を眺めながら土に還ることのできる清凉院の樹木葬。

海と空の青に抱かれた風光明媚な地です。是非、一度見学に行ってみてはいかがでしょう。




【今日のうみそら、ひとりごと】

とても仲の良いご兄弟、副住職三浦賢道さんと正道さんにお話しを伺うことができました。


震災時の被災者支援やN P O法人の活動支援、ジャズフェスイベントの開催など、日頃から地域とのつながりを大切にされている清凉院さんは、人々の頼れる身近な存在となっていることが伝わってきます。


境内にある樹齢450年以上の大銀杏が持つ生命力にとても大きなエネルギーを感じました。


お寺という場所は供養の時にしか訪れる機会がないと思いがちでしたが、気さくなお二人と大銀杏に会うことができ、「また遊びにきたい」と思えたお寺でした。





ショートコラム「まちのひとびと」は、社会課題の解決に取り組む人々や、地域で活動する団体を紹介しているページです。

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